福祉のまちづくり講演会in厚真町、そしてBBQ、キャンプ

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田辺毅彦先生の講演
挨拶をする(株)エムリンクホールディングス本見研介代表取締役

株式会社エムリンク札幌厚真町地域包括支援センターが主催する「まちづくり講演会」が8月30日(金)に厚真町総合福祉センター(厚真町京町165-1)で開かれました。「まちづくり講演会」の講師は、北星学園大学文学部 心理・応用コミュニケーション学科特任教授の田辺穀彦先生。「住みやすい町づくりについて考える:高齢者支援の視点から」という演題のもと、認知症ケアと自殺予防対策という視点からお話をしていただきました。

 田辺先生は、認知症ケアを促進していく重要性及び日本の自殺と社会的要因(人生観、地域のあり方)の関連性を挙げ、誰もが暮らしやすいまちづくりを行う必要があるとお話しくださいました。まちづくりの事例紹介では、認知症の方とその家族やサポーターの集いの場である「認知症カフェ」や、認知症の方がホールスタッフとして料理店で仕事をする「注文をまちがえる料理店」、自殺予防に積極的に取り組むフィンランドや秋田のモデル(相談体制の充実等)についてお話してくださいました。聴講者からも「私この事例知ってる!」といった反応や「もっとこうした取り組みが広まってほしい」という声があり、お話を聞きに来られた方々の、まちづくりに対する関心の高さが伺えました。

田辺毅彦先生の講演
スイカ割りの様子
翌日の早朝は大雨に見舞われました。

 フォーラムの後は、グループ行事として「安平町ときわキャンプ場」にてBBQとキャンプを行いました。互いに距離が離れているため、普段はなかなか交流できない事業所の職員同士が集まり、炭火を囲んだBBQ、ゲーム、スイカ割りを行いました。また、朝食には職員とその家族の方々が仕込んでくださったお手製のカレーを堪能しました。大雨に見舞われたひと時もありましたが、とても楽しく、明るい時間を過ごしました。

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