株式会社エムリンクホールディングスのグループ企業、株式会社エムリンクが津別町内で運営する介護施設「夢ふうせん ののか」で3月28日、介護作業での腰の負担軽減の為のパワーアシストスーツの貸し出しを受け、介護職員が実際に体験しました。
体験したのは、株式会社ジェイテクトが開発した衣服型のパワーアシストスーツJ-PAS「J-PAS fleairy(フレアリー)」。センサーによるモーター駆動により、適正なタイミングで必要な力をアシスト。軽量かつ装着部が柔らかいのも特長で、介護作業における腰部の負担に対し高い軽減効果があるというものです。
装着も簡単。リュックのように背中に背負って、腰のベルトを締め、膝用の装具を装着するだけでアシストの恩恵を受けることができます。中腰姿勢をとりながら行う体位変換、着替え、おむつ交換などの際、お辞儀をして姿勢をキープした状態から背中を起こす際に引き上げるアシストが入ります。実際の使用感を体験してもらったところ、概ね良好で、スムーズなアシスト動作に驚く声も上がりました。
パワーアシストスーツは、情報通信技術(ICT)の一つであるロボット技術を用いて開発されており、介護現場での負担軽減や患者の移動支援など、さまざまな用途での活用が期待されているものです。私たちエムリンクホールディングスグループは、これからもご利用者さまと介護職員の人と人、心の交流を何よりも大切にしながら、ICT技術の活用を検討してまいります。